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CASE STUDY

お客様事例

株式会社日立ソリューションズ

「いってきます!」~日立グループ合同キャリア研修への参加前に、やる気と成果の最大化をはかるチアアップ研修を社内にて実施~

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カンパニープロフィール

世界各地に1,000社、30万人以上が働いている日立グループ。その中で日立ソリューションズは、「情報・通信システム」事業の中核を担い、社会とビジネスに新たなソリューションを提供しています。ダイバーシティ経営にも積極的に取り組み、2009年10月から専任組織としてダイバーシティ推進センタを設置。経済産業省が主催する「平成26年度 ダイバーシティ経営企業100選」に選定されるなど、その取り組みも評価を受けています。

事例の概要

株式会社日立ソリューションズ様では毎年、入社3年目の女性社員が、日立グループの複数社合同で実施されるキャリア研修に参加しています。今回、ご依頼いただいたのは、午後から行われる集合研修の、いわば事前ウォーミングアップ研修です。
タンタビーバでは、午後のキャリア研修をより多くの学びの場にできるよう、自分の強みを知り、仲間との違いを個性として理解し、自分たちの未来への効力感を持つということを軸に研修を組み立て、全5回、実施しました。
今回のインタビューでは、発注の背景や成果、そして参加しての感想を語っていただきました。

インタビューご協力

株式会社日立ソリューションズ 労政部 ダイバーシティ推進センタ センタ長 小嶋 美代子さん
株式会社日立ソリューションズ 産業・流通第2営業本部 流通営業第1部 高橋 まゆさん
株式会社日立ソリューションズ 運用管理システム本部 第4部 岡本 麻美さん
株式会社日立ソリューションズ 社会イノベーション基盤開発本部 第2部 甲斐 成美さん

(所属・役職は2017年3月時点のものです)

労政部 ダイバーシティ推進センタ センタ長
小嶋 美代子さんへのインタビュー

入社3年目に改めて考える、これからのキャリア。

―導入のきっかけ・背景を教えて下さい。

 当社では、新卒入社から2年目までの社員は「研修員」という立場でいろいろな指導を受けながら仕事をします。2年目の終了時が最初の区切りです。3年目には、そこから先のキャリアを考えるキャリア研修を行っています。これは男女混合の研修です。
ただ、比較的少数での参加となる女性社員の立場から見ると、結婚や出産など女性が今後のキャリアを考えていくうえでの重要なトピックスについては、その場では少々しゃべりにくいのではないかと思いました。また、そのことに本人も気づいていない様子でした。そこで、3年目の女性社員については、全体のキャリア研修が終わった10月以降に、別途集まる機会を設けることにしました。
 この研修は、他社と合同で開催する女性向けキャリア研修の事前研修として設定しています。具体的には、午前に自社で研修をして、そのあと他社と合流する研修へ移動します。合同研修に臨む当社の3年目女性社員に、互いに励まし合い、ポジティブに午後の研修に参加することで成果の最大化を図ってもらおう!という狙いもありました。「いってらっしゃい!」「いってきます!」という感じですね(笑)。

「自分の未来が想像できないのは、悪いことではない」

―タンタビーバに決めた理由はなんでしょうか?

 板谷さんが前職(日本航空株式会社)にいらっしゃったときに、当社の営業職の女性向けにお話をしていただく機会がありました。驚いたことに、終了後に参加者がみんな元気になって帰っていくのです。「自分の未来が想像できないということは、決して悪いことではない」という力強い言葉。特に、20代後半から30代前半の社員は、自分たちの不安を払拭できたような印象を受けました。
 また、直感的に受ける印象ですが、板谷さん、楽しい方でしょう?(笑)。相手に率直に語りかけて、こちらが何を言っても許容してもらえるような雰囲気。その点においても、当社の若手社員にフィットするのではないかと考えました。
 若年層向けや女性向けの優れた研修を提供していらっしゃる会社はたくさんありますので、内容や進め方などを多面的に検討いたしました。今回はその中で、いちばんフィットしたのが板谷さんでした。

期待通りの成果。さらなる成長も、望みたい。

―研修を実施していかがでしたか。

 研修前の当社の期待値のくみ取り、研修中の個々の参加者の内省の様子、終了後の参加者のマインドの状態、どれも期待通りでした。「前向きな気持ちで午後の日立グループ合同研修に向かう状態を参加者自身が獲得する」そういう内容に組み上げていただきました。研修中の話や問いかけの一つひとつが、参加者の言葉や思いの一つひとつをとにかく「引き出す」ものになっていたのも印象深いです。
 ただし、研修の効果については、それだけでは終わってほしくはありません。「あの時の研修が自分のキャリアストーリーの起点になった」、「あの(強みを表現する)一文字(筆者注:互いに、他の参加者を表す一文字の漢字を考えるワークあり)が自分のセルフイメージをかたちづくることになった」、そうなっていればさらに良いと思いますし、そうなるのではと期待しています。

「世界観」を共有できると、うまくいく。

―なぜ、うまくいったと思われますか?

 それはもちろん、板谷さんだからです! (笑)。
 例えば、大企業ならではの、企業風土、意思決定プロセス、手続き、社員の雰囲気。つまりは「世界観」。そういったものを、皆まで言わずともくみ取って気持ちよく仕事をご一緒できる。机上の論理を積み上げるだけでなく、直近まで、企業の現場で地に足をつけて、37年働かれてきた経験の幅や深みから出ているのかもしれません。
 研修を提供する側の視点のみならず、むしろこれまで提供を受ける側の立場で、現場のリアルな課題を抱えながらやってこられた、その現役感がにじみでていらっしゃいます。そもそも今回、タンタビーバさんにお願いした一番の理由もそこにあるのです。

これからのタンタビーバへ。

―ありがとうございました。小嶋さんは、今後、ダイバーシティにどう取り組んでいきたいと考えていらっしゃいますか。

 「女性活躍」という視点でのダイバーシティへの取り組みについては、社会的な機運の高まりを経て、中長期的に取り組むべき課題へと変わってきているのではないかと考えています。
 これからは、世代間での価値観のギャップをいかに乗り越えるかがテーマになるのではないでしょうか。個人的には、その世代間でのギャップは男性の方に大きいのではないかと感じています。
 タンタビーバには、ぜひ今後、組織における世代間のシナジーを高め、会社と個人がもっといきいきするようなサービスを提供していただきたいと思っています!

研修参加者へのインタビュー

産業・流通第2営業本部 流通営業第1部
高橋 まゆさん

―研修に参加しての感想は。

 今回の研修では、自分と他者の強みを指摘しあうことで、それを認識できる良いきっかけとなりました。
 

―どういう強みに気づいたのですか?

 「人をつなぐ」、「和ませる」、というところで強みがあるといってもらえました。営業職ということも強みに影響を及ぼしたのかもしれません。
 

―その強みが、仕事で良い方向に出たということはありますか?

 「お客様に、聞きにくいことも聞けてしまう」、「嫌な顔をせずに答えてくれる」、というところでしょうか。提案活動の中で、競合先の情報などを、「ここまでだよ」とは言いながらも教えていただけるとか(笑)。
 

―午後の研修に活用できたことは何かありますか?

 午前中に話したことを、午後、初対面の方にまたお話する場面がありました。午前中の研修で、自分を振り返った内容などを、再度整理して話すことができたと感じます。
 

―板谷の印象は?

 明るくて親しみやすく、お話しやすかったです。研修を受ける前の業務で、いろいろあってふさぎ込んでいたのですが、雰囲気を和ませてくれるようなオーラが出ていた気がします(笑)。

運用管理システム本部 第4部
岡本 麻美さん

―研修に参加しての感想は。

 今までやってきた仕事を評価してもらえたこと、ほかの人がどんな仕事をしてきたかを聞けたことがよかったです。私は設計開発業務に1年半携わった後に、拡販業務に移ったのですが、どちらの業務も中途半端ではないかと心配になっていました。本当は設計開発を続けたかったので、今のキャリアに納得していなかったのです。今回、ワーク中に投げかけられた「自分が開発したものに、とても誇りを持っているんだね」という言葉に、改めて拡販側として愛着を持って売ることができるようになったと感じています。
 

―なぜ、そういうことを言ってもらえたのでしょう。

 自分の成功体験について話したときに、設計開発業務において、ある機能を担当して作ったという話をしました。「話しているうちに自然と笑顔になった」、「話しぶりが楽しそうだった」、そんな印象を受けたというフィードバックをもらったのです。
 

―これからのキャリア展望は?

 午後の研修で、上司からの手紙を読む機会がありました。「今の仕事でもっと製品知識をつけて、もっとお客様のところに出ていってほしい」という旨のことが書いてあり、午前中の気づきも併せて「ああ、こういう方向性で行けばよいのか」と腑に落ちました。
 自分はほかの同期よりも年齢が少し上で、結婚や出産が現実味を帯びてきている段階です。プライベートと仕事の両立ができれば、と思います。人の上に立つというのは苦手なのですが、少しくらいは出世したいかな(笑)。
 

―上に立って引っ張るだけではなく、後押しするというマネジメントのスタイルもありますよ。

 そうですね。

社会イノベーション基盤開発本部 第2部
甲斐 成美さん

―研修に参加しての感想は。

 板谷さんの話しやすくて明るいお人柄で、全体的にとても楽しく、いろいろ語らいながら受けられた研修でした。自分の成功体験を話したり、ほめてもらったりしたことが印象に残りました。
 入社時に、運よく、希望していた開発部門に配属されました。「入社時から志がずっと変わっていないのがすごいね、ものづくりが好きなんだね」、「周囲との調整力や、対応の誠実さ、そこが強みだね」と言ってもらえました。他メンバーから贈られた「創」という漢字も印象に残っています。
 

―他の参加者の話で印象に残ったことは?

 営業の話をなかなか聞く機会がなかったのですが、営業の同期が、足しげくお客様のところに通い、信頼を得て案件が取れた、という話です。とても刺激になりました。
 

―例えば、来年も、後輩にこの研修を勧めたいと思いますか?

これからのキャリアをどうしていこうかと考えるタイミングで受けられて、ポジティブな気持ちになれました。受けてみると良いのではと思います。

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