心理的安全性で失敗が許容されるのは、失敗を恐れず挑戦を促すためです。繰り返しになりますが、「絶え間なく学習する組織をつくるために、心理的安全性を高める必要がある」というのがエドモンドソン教授の基本的な考え方です。変化し続けるビジネス環境に対応するためには、トライ・アンド・エラー(※)で挑戦と失敗を繰り返しながら学ぶことが求められます。こうした行動様式を定着させるために「挑戦による失敗の許容」という職場環境が求められるのです。
※トライ・アンド・エラー
トライ・アンド・エラーは和製英語。英語での正しい表現は「trial and error(トライアル・アンド・エラー)」。